どうもです。
前回は三神ザシアンにおける”くちたけん”について書かせて頂きました。
本日は三神ザシアンにおける”げんきのハチマキ”について考察したいと思います。
効果はバトル場のポケモンに与えるダメージを+10することが出来ます。
くちたけんとは違いどのポケモンにも効果があります。
これは昨日も触れましたね。
前回は270というダメージ量にだけ注目しましたが、今回はその他の打点にも注目してみます。
まず、三神がオルタージェネシス後与えるダメージ量は180となります。
三神にげんきのハチマキを付けることによりHP190のポケモンをきぜつさせることが出来るようになります。
それでは具体的に見ていきましょう。
・デデンネGX+おおきなおまもり-HP160+30=190
デデンネはデッキを回すシステムポケモンでありどのデッキにも比較的採用が多く、よくアルティメットレイの対象になるカードです。アルティメットレイでサイドを取られるのを防ぐためにおおきなおまもりを付けて対策をする場合がありますがハチマキを付けることによりアルティメットレイの範囲に入れることが出来ます。
・ファイアローV,ビクティニV,ヒードランGX,ピカチュウV,ゼラオラGX,ウルトラネクロズマGX-HP190
各デッキのサブアタッカー等がHP190ラインとなっておりハチマキなしのアルティメットレイは耐えることが出来るため結構対面で突っ込んでくる場合が多いです。
そこをハチマキアルティメットレイでサイドを取ることが出来ると非常に有利に進めることが出来ます。
続いてはザマゼンタVにげんきのハチマキを付けた場合について見ていきます。
ザマゼンタVのダメージ量はオルタージェネシス込みで160です。
ザマゼンタVを使うマッチアップとしてはムゲンダイナとセキタンザンとなります。
・ムゲンダイナVMAX-HP340
ムゲンダイナのHPラインは340と高いためザマゼンタVでは2回攻撃をしてもきぜつさせることは出来ません。しかし、ハチマキを付けることにより2回でちょうどきぜつさせることが可能となります。この差は非常に大きいです。
セキタンザンはHPバフと軽減があるのでハチマキを付けても2回できぜつは厳しいです。
その他三神ザシアンのサブアタッカーとして以下の2枚が採用されているケースが多いです。
まずはカプ・レヒレですが対火の玉サーカスのズガドーンに対して非常に強いカードです。ネイチャーウェーブが相手の場に”ウルトラビースト”がいる場合、無色1つでワザを打つことが可能です。
・レシラム&リザードンGX-HP270
レシリザは水弱点のためネイチャーウェーブがオルタージェネシス込みで260ダメージを与えることが可能です。そこにげんきのハチマキを付けることにより(130+10)*2=280ダメージを与えることができ特別な条件化ですが1エネでレシリザをワンパンすることが可能です。
続いてフーパに関しては少し細かくなりますが、相手の場に特性持ちポケモンが多くいるとダメージ量が上がります。
・オドリドリGX-HP170
タッグチームやVMAX軸ではないデッキにはよくオドリドリGXが採用されております。
オドリドリは前の相手のターンに自分のポケモンがきぜつさせられていたら3ドローできるという強力な特性を持っています。放置しているとかなりの量をドローされてしまうのでなるべく早くきぜつさせたいポケモンとなります。
オドリドリは悪弱点であるため、フーパが非常に効果的に働きます。
オルタージェネシス込みで考えると
(素点10+オルジェネ30+オドリドリ分20)*弱点2=120
フーパでオドリドリをワンパンするためにはあと2体特性持ちポケモンが盤面にいる必要がありますが、げんきのハチマキを付けることにより+1体で済みます。
(素点10+オルジェネ30+特性20*2+ハチマキ10)*弱点2=180
あと1体いれば。。。という時に使えますね。
以上のようにげんきのハチマキはかゆところに手が届くというカードではないかと思います。
長くなったので比較はまた次回。
では。